作者: 藤岡和夫
日時: 2005/8/28(09:59)
On Sat, 27 Aug 2005 23:17:11 +0900
KIMURA Koichi <kbk@...> さんwrote:

> 某30禁アニメの影響で尾道に行ってみたいと思うBruce.です。

 ついでに広島まで足を延ばされては(^^)

> Language Update で印象に残ったのはgawkですね。XML対応が
> 進められているそうで、最終的にはgawkの本ブランチにマージ
> される予定だそうです。普通のテキストのようにXMLの読み書きが
> できるようになるということで、藤岡さんあたりは興味があるの
> ではないでしょうか。開発者、テスター募集中だそうです(笑)

 gawkがどのように変貌するのかは大変興味がありますね。僕もjgawkからスク
リプト言語を使うようになったので、ある程度は使えますし、XMLの読み書きが
自在になるという話はおもしろそうですね。少しウオッチしてみます。

http://home.vrweb.de/~juergen.kahrs/gawk/XML/

ですね。

> Perlは、Pugsの影響でPerl6のリリースが早まりそうだとのことです。
> 昨年のLanguage Update では北京五輪の辺り?という話だったので
> 前進したかと。

 そうですね。Autrijus氏の日誌にあるImaginary TimelineではPerl6がPugsで
本格的に動き出すのは来年の予定ですね。素晴らしいことですね。そうすれば、
Perl6のスクリプトを書き始めることができ、Parrotが完成次第、スクリプトを
高速に動作させることができるようになるはずです。Pugsでどこまでパフォーマ
ンスを上げることができるかも今後の関心事になるでしょう。

 PixiGreg氏のActivePerlをベースに拡張したPXPerlというディストリビューショ
ンが出てきたので、Perl5.8+Pugs+Parrotの最新版をWindows上で簡単に試すこと
ができるようになっています。いよいよという感じはしますね。

http://pixigreg.com/?pxperl

ですけど、これは凄そうと思います。SciTEというエディタ+実行環境がついてい
て、UTF-8でスクリプトを書くつもりであればご推薦という感じです。UTF-8環境
が整ってきましたね。むしろPerl5.8のための環境と言えるでしょう。XSを書く
ためにC++のコンパイラも指定できます。本格的なPerl開発環境です。(他の言語
にも使えるみたいだけど)

PugsとPXPerlはPerlを助けるでしょう。若い世代の強い力を感じます。

> 一日を通しての一言感想。「Squeakすげー」です。
> 来年の言語はこれにしようかな。今年のHaskellぜんぜん進んでないん
> だけど(^^;

 PugsのUnicode関連で、HaskellのUnicodeサポートの話題が出ていましたけど、
日本語ユーザーはまずそこが最大の関心事になりますね。PugsにしてもParrotに
しても。

 Squeakはおもしろそうな環境です。新しい概念のアプリケーションが考えられ
るかもしれません。ただインストールはしてはみるのですが、現在持っている環
境との相互作用はどうするんだろうとまず考えてしまいます。一から世界を作り
出すのは大変ですからね。おそらくできるんだろうと思うのですが、そこらへん
で挫折してしまう(^^;)

藤岡 和夫
kazuf@...
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