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| 独り言 |
ただいまアー
外出先から帰り、玄関の扉を開けると、すでに音を聞き分け上がり口で待っている ルナ。
たたきに、転げ落ちそうになる程、尻を振って喜ぶ、
家族に思える瞬間でもある。
遅くなってごめんよ、言葉を掛けながら抱き上げてやると、やっと落ちつく。
誰も居ない家の中でも爽やかになる。
喜びをこれほど素直に反応してくれる半面、ストレスにも極めて敏感だ。
毛深い種類の犬には、暑さに弱い所があり気が抜けない。
初代ルナが、我が家に来て暫くした頃、親から遺伝的不治の病を、受け継いでいる事がわかったとき、妻は落胆した。
獣医によれば、このまま安楽死を撰ぶか、一生涯面倒を見るかと、判断を迫られたとき、妻は迷い悩んだ。
結局後者を選び、十七年、看取るまで面倒を見た思いが、未だ遠くに去っていない。
私が選んだ、我が家の小さな家族。
信頼しきって、安らぐルナを見ていると、私こそ、元気の源を貰っている思いがするこの頃である。
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夏向きにカット |
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