
1981年7月29日今日はイギリスのダイアナ妃とチャールズ皇太子の世紀の結婚式!!
さあ今日はテレビを独占してみよーとっ!お産の為里帰りしていた私は、まだ予定日には(8月6日)間があるし、楽しみに朝から待っていました。
8時頃、何か今までにない痛みを下腹部に感じました。えっ??まさか?陣痛??様子を見ていると何だか規則正しくその痛みはやってきました。
さっそく姉の家に電話して「私は今日の結婚式を楽しみにしていたのに」と言うと姉は、「縁起が良くて良いじゃない」という返事でした。こののんびりした会話に母はもうそろそろ病院に行った方がいいんじゃないの?ということで10時頃病院に入りました
痛みは相変わらずでしたが、大した痛みでも無かったので一般の患者さんの所で待っていると、助産婦さんがやってきて
「いい時間だし、お昼ご飯に間に合うように出しましょう」なんて赤ちゃんよりご飯の方を優先されて、陣痛促進剤なるものを注射してくれました。途端に痛みは強くなりそれでも、そんなに簡単に時間どうりとはいかなくて、午後1時頃ようやく男の子が産まれました。産まれてすぐに綺麗にお風呂に入れてもらって初対面、
色白のかわいい男の子でした。想像していたより綺麗な子で皆から女の子みたい!!と言われまんざらでもない気でいると、産婦人科の男の先生と助産婦さんがなにやら言い合いをしていました。聞いてみると、
先生は夕方お産があるつもりで待っていたのに、助産婦さんはお昼までに出してしまうし、先生との連携がうまくいかなかったみたいで先生は、ブチブチと文句を言っていました。そんなことどうでも良いじゃない、と私は思ったけれど、私をほっぽり投げての喧嘩はしないでよ。わたしゃ今からどうすりゃいいん?と思っていると看護婦さんが来て病室に運んでくれました。
やれやれやっとゆっくり出来ると横になっていると、看護婦さんが何やら荷物を運んできました。
におむつ、替えの肌着などなど。何でここに連れてくるの?と聞くとここの病院では、母子同室なんですよ。と何でもないようにささと荷物を置くと出て行ってしまいました。えっー”私はもう産まれたての子供の世話までしないといけないの?
すやすやと眠っている吾が子はいとおしいけれど、産後の体にはきつ〜いなあ!
寝ようと思うと、ぎゃーと泣き出し、おしめを変えたり母乳もまだすぐには出ないので四苦八苦しながらへとへとになっていると、夜勤明けで飛んできた夫が吾が子に初対面。夫に赤ちゃんを渡して私はその間にこっそり持ってきていたミルクを作り
やっとの思いで泣き止ませることが出来、やれやれと赤ちゃんを小さなベッドに寝かしつけたと思ったら、夫は私のベッドで
高いびき!!えっー!!
私はどうすればいいん?仕方なしに椅子に寄りかかってうたた寝をしていると、看護婦さんがやってきてベッドに寝ている夫を見て仰天!「何ですか!あなたは!」
飛び起きた夫は看護婦さんにしかられすごすごとベッドから起き、しっかり小言を言われ、といっても寝耳に水でぼけーとした顔で聞いていました。この日から私の昼夜も何もないせわしい毎日が始まり、せめて退院までは赤ちゃんを見てくれないかなーと切実に思ったので、他の人はどうなんだろう?と聞いてみるとやはり出産したばかりのお母さん方は大抵そのことで四苦八苦し、疲れ果て、早く退院したい。こんなひどい
病院こりごりだと口を揃えてぶちぶち言っていたので私も大いに賛同して子供が寝ているときは退屈なので他の病室を回って、ここの病院ひどいね。
は、まずいし廊下をはさんで一般病棟なのはどうして?なんであの人達は朝あんなに早く起きてうろうろするの?朝5時から起きて何の用事があるんだろう?なんて不平不満をぶつけながら、ため息をついて1日1日が過ぎて日曜日の朝、朝食はパンと牛乳だけでした。でもトレーの上を良く見てみると
が揃えておいてありました。パンを箸でどうして食べるのよ〜!!大いに不満だらけの病院でしたが、1週間はあっというまに過ぎて行きベルトコンベア方式に良くても悪くても退院ですよ。明日は退院ですからお金は用意しておいて下さいね。などとここは何ていうひどい所なんだと再確認してそれでも退院出来る喜びが大きかったのでルンルン気分で産まれたての子供に名前は出産前から付けていたので何度も子供の名前を呼びながら
を心待ちにしていると、先生と助産婦さんに心付けを渡しなさいよと一般病棟に入院している年配の人に言われ、それって
賄賂?お礼するほど何にもして貰ってないよね。と思いながら母に其れを言うと「まあ皆もしていることだし、渡してくるわ」と病室を出て行きました。釈然としない気持ちで待っているとすぐに母が帰ってきたので様子を尋ねると「すぐ受け取ったよ」とのこと。
一刻も早くこの病院とおさらばしたかったので、翌日早く病院をでることにしました。1週間の入院で、金額は余り良く覚えていませんが、お産はこんなに高いのとびっくり!!後で母に聞くとここの病院は田舎なので余り経営はよく無いけれど、産婦人科は、皆里帰り分娩をするのでそれで黒字になっているとの事。
はいいのか悪いのか、何かマイナスイメージが強く昔の自宅分娩の方がきっと良かったんだろうな。まあ病気があったりする人とか、特別高齢出産でも無い限り病院は必要ないかな?
そう思いながら
日に日に大きくなっていく吾が子に振り回され、でも諸事情からやはり第2子も同じ病院で出産することになり、田舎で病院選びも出来ないわが身はつらかった。(;_;)